ベニバナ黄色素

ベニバナ黄色素はキク科植物に属する紅花(Carthamus tinctorius L.)から抽出する天然食用色素である。

成　分：紅花黄色Aと紅花黄色B。

外  観：黄色粉末。

溶解性：水、稀アルコールにたやすく溶解する。エーテル、石油エーテル、油脂などに溶解しない。

安定性：光への対抗性がよく、100度以下に変化が見られず、酸性水溶剤の中で、更に効果が高まる。

染色力：染色力が強い。

PH値反応：PH値2～7内の溶剤で黄色く呈して変色しない。

色価E1%1cm 406nm ：  ≥  150 。

理化指標：

応用範囲：ジュースドリンク、配合酒、炭酸ドリンク、飴、お菓子の飾り、紅緑糸（料理名）、缶詰、青梅、アイスクリーム、雪ケーキ（棒の付けたアイスクリーム）、氷棒（アイスキャンデー）、ゼリー、果物の蜜漬け。

参考用量：最大使用量0.2g/kg。

貯　　蔵：密封して、光よけて、低温保存する。

賞味期限：開封しない場合、一年間。