正式な名前は白色電融アルミナ、中国語では、白刚玉とも呼び、英語ではWhite Aluminium oxideである。 粉末のアルミナをアーク炉で融解後、冷却し凝固させ、その塊を粉砕整粒する。酸化クロムなどを加え、ピンクないしルビー色を付けたのもある。 分類 酸化鉱物 色 灰色~青色 組成 Al2O3 硬度 ≥9 比重 ≥4.0 晶系 三方晶系 光沢 ガラス光沢 条痕 無色 劈開 なし 人造の単結晶のコランダムは、固体レーザー、精密器械の軸受、合成宝石、合成貴石などに使われる。レコードの針にも使われた。
アーク炉で作る多結晶の塊は、粉砕、精製、整粒して、研磨剤、耐火物原料などに使われる。重量で測る消費量は、これがもっとも多い。 |